アメリカ小学校Language Arts授業における論理力の重要性と我が家の日本語学習方針について
アメリカの小学校でのLanguage Arts(国語)の授業についてどういったことを学ぶのかについて書かれた記事を読んだ。 非常に参考になり一言一句読ませていただいた。
アメリカの公立小学校 1年上期の授業内容
アメリカ公立小学校での論理力の育て方
アメリカの小学校では徹底して論理的思考を学び鍛えるとのこと。 「主題を考える」「なぜを考える、述べる」「要約する」これらの力を鍛えることに注力している。
以下記事より引用:
記事を読んでいて私が在米1年目に通っていたESLの授業内容を思い出した。
ESLの授業内容(Reading, Writing)
Readingの授業では課題図書(The Old Man and the Sea)をホームワークで指定されたチャプター分読み、クラスでグループディスカッション。先生が挙げたディスカッションポイントについて生徒が話し合った。要約の練習も沢山した。
Writingの授業では色々なパターンの構成を学んでその構成に沿った書き方を練習した。1つの議題に対して1つのオピニオンで1.問題定義+結論を完結に述べる 2.なぜそう思うのかの理由を挙げる 3.結論を述べる という書き方や、同じ議題でも2つの選択肢を挙げて比較をして書く書き方などロジカルシンキングで文章を組み立てる練習をした。
日本の小学校で習った起承転結以外にも色んな型があるのだなぁとあの頃学びながら思ったのだった。
これら私がESLで受けた授業、アメリカの小学校 Language Artsの授業と非常に共通する。
(異常な記録マニアの私なのにこのESLの時期はとにかく必死でブログもやりたいと思いながらもせず、教材も卒業と同時だったかな、ESLはこれで終わり!と処分してしまった。辛すぎて次のステップに進みたかったのだろう。今とてつもなく見返したい...。どうして取っておかなかった私!!!)
日本語の国語でも論理力を鍛える
最近は息子のひらがな楽しい期が(遂に!)到来したのでここでグッとひらがなに力を入れて数ヶ月やっていきたいと思っている。 そこで最近は色々国語教材について見ていて『出口式国語』の出口先生や小学生の作文力をアップする通信教育講座『ブンブンどりむ』監修などもされている斎藤孝先生の教材が気になっていた。
出口式国語
斎藤孝先生
まさにこれだ!!!!!
アメリカでの日本語の学び方
我が家は今のところ日本語補習校に通う予定にはしているがお任せではなく家庭学習もしてサポートしていきたいと思っている。日本語の家庭学習においては『論理力、考える力をつける』という大きなミッションを意識しながら取り組んでいくのもアメリカで日本語学習を進めるにあたって良いのではないかと思った。
息子は現在もうすぐ4歳で、今はひらがなを覚える、語彙を増やすという目の前のことに私は一生懸命になっていて、この先小学生に上がってからもどの教材を使って勉強していこうかといったことは何度も考えたり計画しているけれど『何の力をつけるために日本語を勉強するのか』を考えたことはなかった。
何のために。
『問題解決が出来る子どもに育ってほしい』という気持ちは前からあった。そのために論理的思考を身につける必要がある。日本語と英語の二言語の学習で考える力、論理力を鍛える。生きる力をつける。
今回『学ぶこと』についても考え直す非常に良いきっかけとなった。感謝感謝感謝です。